アメリカの消費者金融事情
アメリカのいわゆる消費者金融に対しては、一般的に法定金利が定められていない事はご存知でしょうか?融資会社によっては年利200%を超える高金利を、当たり前のように貸す融資会社も多いと言われており、自己責任が原則のアメリカでは、当然の事のようにこの事実は国民に受け入れられています。
当座預金と小切手の普及
この理由としては他民族国家であり、銀行口座を所有している人が少ないという事実が、債権者の貸し倒れに繋がるため、債務者に対し高利息を請求する理由の一つとなっています。アメリカでは小切手が普及しており、給与支払いや料金の支払いには小切手を用います。しかし小切手を切るためには当座預金の開設が必要です。そして当然の事ながら当座預金を開設し小切手張を貰うためには、銀行の信用を得る必要があります。当座預金に関してのシステムは日本と変りません。そして移民や不定住者などが多いアメリカでは、当座預金の開設が行えず、小切手を使えない人が実は大多数を占めています。日本のように銀行に口座があれば、最悪の場合でも口座を差し押さえる事ができるため、リスクを回避する事はできますが、アメリカでは口座が無いという理由で、最悪の結果を引き起こさないためのリスク回避の方法が確立されていないというのが、利息高騰の理由に繋がっているのです。
日本とアメリカとの価値観の相違点
日本では当たり前のように消費者金融が貸付を行い、安定して支払いを行っている現状も、アメリカ人の感覚からすれば、貸す側と借りる側が、それぞれ対等のリスクを背負いながらの関係の考え方が当然の事であり、このあたりは広いアメリカ大陸と他民族国家であるという点が大きく影響しています。当然いまの日本人には理解できない仕組みです。しかしサブプライムローンやリーマンショックなど、数々の困難の窮地に立たされながらも、現在も世界経済をリードするアメリカ合衆国。当然アメリカ国民はこういった不況の波と様々なリスクを乗り越え日々たくましく暮らしているのです。このたくましさは日本人も見習う必要があるのではないでしょうか?